2016年9月4日日曜日

Ninja400のオイル交換~1700km

車輌購入してから気になってたNinja400(2014年式/走行1500km中古)のオイル交換してみました。

現状は走行1700km
前回のオイル、フィルター交換は不明
オイル量は規定量あり

簡単にオイル交換の手順とか書いておきます。



自己流メンテなんで、これ見てオイル交換して不具合とか出てもクレームは受け付けませんよ(笑)
過去所有の車輌も自分でやってましたが不具合は出たことありませんが。




まずオイル量の確認からNinja400の場合オイル量を車体右側上記赤◯で確認できるのですが、この時の注意点として

①車体は真っ直ぐの状態で確認する。
センタースタンドがない車輌はサイドスタンドにかませを入れて車体をほぼ垂直にすることで確認できます。
それか力業。

②エンジン停止直後はオイルが回ってるので確認できません。

まぁこんなの誰でも分かりますね。

赤◯が無い車輌があるみたいなんだけど、そんな時は青◯のオイルフィラーキャップにレベルゲージがついてるはずです。
それすら無い場合は諦めてショップへGoです。

で!この窓で何が分かるかと言うとオイルの汚れとオイルの量です。
大体窓の真ん中付近やや上にオイルがきていれば正常だと思います。
汚れはオイル交換した時の綺麗なオイルを見ていれば次回汚れていく過程が分かると思いますが、どうせすぐ真っ黒になっちゃいます(笑)
なので期間か走行距離を目安にした方がいいですね。
使用環境でばらつきがあるので、交換の目安はここでは明記しません。

とりあえず古いオイルを抜く作業へ。


上の画像赤◯がオイルドレンボルト(オイルドレンプラグ)です。
これをはずすとオイルがドパドパ出てきます。
ここでも注意点が

①5分程アイドリングをさせてオイルを軟らかくしてから排出する。

②オイルフィラーキャップを緩めて空気抜きをする事でオイルが抜けやすくなります。

③ドレンボルトにはワッシャー状のガスケットがついてます。
自分は安い部品なので交換しますが、何回かは使い回し出来るみたいです。
交換しない場合は無くさないようにしましょう。

④作業のしにくい場所にオイルドレンボルトはついてますので、モンキーレンチのような工具ではボルト頭をなめてしまう恐れがあります。
メガネレンチ等を使用しましょう。




ドレンボルトとパッキン新旧です。
使用したのがキタコのドレンワッシャ
どっちが新しいか忘れました。


はいドパドパーです。
画像ではもうチョロチョロになってますが、最初は勢いよく出ますので気をつけてください。
オイルを出しきるまでにオイルフィルター(エレメント)の用意やオイルの用意をして待ちましょう。

オイルがポトポト落ちるくらいになったら車体を傾けたりしてみましょう。またチョロチョロと出てきたりします。

大体抜けきったらドレンボルトにパッキンをつけて締めるのですが

ここ重要!
締めすぎ注意です!
オイルパン側のネジ山を潰してしまうとドレンボルトが永遠に回ります。
それが何を意味するか・・・
そう
オイルお漏らししちゃいます。

なので適当に締めます。
パッキンが潰れてくれるので馬鹿力で締めなくてもオイルはそうそう漏れません。漏れたらまし締めすればいいんです。

過去漏れた事もまし締めした事もありません。
基本適当です。
安物トルクレンチも持ってたんですが面倒なので使いません(笑)
だけどデジタルのトルクレンチは欲しいですね。ただお値段が・・・
心配な方はちゃんとトルクレンチで規定トルクで締め上げましょう。
トルクレンチの過信は禁物だと思いますが。

ドレンボルトを取り付けたらお次はオイルフィルターの交換です。



赤◯が古いオイルフィルターです。
Ninja400の場合は車体前方マフラーのエキパイ部にありました。
これはフィルターとカバーが一体のパーツですが、フィルターの内部だけ交換する車輌もあります。
これをはずすにはフィルターレンチという工具が必要になります。


画像切れちゃってますね(笑)
下に半分写ってるのがフィルターレンチです。
これをオイルフィルターに被せて左下に写ってるような六角レンチ等で回して外します。


オイルフィルターを外した時にもオイルは出てきますので、もしオイルが車体にかかるようでしたら段ボールなどで養生しましょう。

ここもオイルが抜けるまでの時間を利用して、新しいオイルフィルターの準備をしておきます。
今回様子見の交換だった為コストパフォーマンスの高いオイルフィルターを探しました。
エクセル/オイルフィルターカートリッジです。
この価格だったら毎回交換してもよさそうです。


ここでも注意点が

①上画像赤◯の部分にはゴムのOリングが入ってます。これがパッキンとなってオイル漏れを防いでくれるのですが、このまま取り付けたらゴムが滑らず切れたり変形して付いてしまいます。
これもまたオイル漏れや滲みの原因になるので、赤◯部分接地面に新しいオイルを塗っておきましょう。
古いオイルでもいいですが、古いオイルを手で塗るのは嫌いです。手が汚れます。使用済みオイルには皮膚がんの恐れもあるとか・・・
まぁ職業柄気にしません。

②ここまで書いて何ですが、ゴム手袋くらいはした方がよさそうです。
自分は作業しずらくなるので素手でやってます。


オイルフィルターも付きました。
そろそろ仕上げの闘魂注入です。


カストロールPOWER1です。
MA/10W40/部分合成油

カワサキ純正オイルよりお安いです。
過去全合成とかの値の高いオイルを使ってみたのですが、はっきり言って自分には違いがわかりませんでした。
チェンジノハイリガーとかエンジンノセイシュクセイガーとかに鈍感なんですね。
サーキットや峠で酷使するような乗り方しませんしね。
純正オイルグレードを推奨間隔での交換が一番良いんではないでしょうか。
カワサキ純正オイルもMA部分合成油だったと思います。
ただ単車にオイルのステッカー貼るとしたらelf貼る。
当面入れる気はない。

話しが逸れましたがオイルをトクトク注いでいきます。
Ninja400でオイルフィルター交換時のオイルは1.8リットルでした。これは取り扱い説明書にも記載されてます。

オイルが規定量入ったからとここで終わりではありません。
現状オイルパンにオイルが貯まっただけなので、オイルをエンジン各所やギアに回す為に一度エンジンを始動させてみます。

ここでの注意点

①吹かしたりしないことです。
まだエンジン内部にオイルが回っていないのでエンジン始動時もなるべくセルだけを使ってエンジン始動をしましょう。

②経過を見守りましょう。
5分程アイドリングをしてみてオイルドレンボルトやオイルフィルターからのオイル漏れがないか確認しましょう。
なければエンジンを停止して、しばらくたってオイルレベルの確認をして規定量でしたらオイル交換終了です。
オイルが少ないようでしたら継ぎ足しをしてオイル交換終了です。

お疲れさまでした。

一度工具さえ揃えてしまえばオイルとフィルター交換が2500円くらいでできてしまいます。
自分でメンテできれば愛着も湧きますしね!





Ninja400のオイル交換での一番の難関はカウルの取り外しと取り付けでした。

カウルのはずし方もまた書いてみたいと思います。

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